実験中・タスク中のリアルタイムな心理プロセスを評価する、新しい実験手法を提案しました。
こちらで論文が公開されています。
タスク中に頭に浮かんだことを語ってもらう「シンクアラウド(発話思考)法」という実験手法があります。
これによってそのとき短期記憶にある感情や思考を引き出せますが、タスクと同時に発話するのは難しいです。
そこで感情や思考を引き出しつつ、発話を簡単にする「あアラウド法」を提案します。
「あ」は日常的に「あぁ、なるほど」「あーあ、憂鬱だ」など、多様な意味を表現するのに使われています。
そのため発話しやすく、かつ、適切に感情や思考をアウトプットできる実験手法になると考えています。